60才支給の個人年金を使わないほうがいい人

60才支給の個人年金を使わないほうがいい人

60才支給の個人年金を使わなくてもいいだろうと思う人もいる。
一言でいえば、資金や資産の運用に、エネルギーや時間を使える人だ。
60才支給の個人年金の返戻率は、保険会社や共済組合によって、けっこう差があるのだが、それにししても、個人年金という金融商品の枠組みの中での、返戻率が高い低いという差だ。
世の中には、60才支給の個人年金なんぞよりも、もっと返戻率がいいものがいくらでもある。
要するにハイリスクハイリターンの金融商品だ。株や投資信託、さまざまな投資がある。
返戻率のよさだけを考えるなら、この種の金融商品を検討するのもいいだろう。
ただし、株でもFXでも、それに時間とエネルギーを十分に使えるか、自分の得意分野のことかどうかはよく考えよう。株やFXでも儲けている人はそれなりにいるだろう。ただし、それなりに努力も研究もして、時には失敗や痛い目もみて、稼げるようになっているのだ。楽して儲かるわけがない。
俺の場合は、自分に才能や努力するエネルギーがないとは思わなかったが、そこに時間とエネルギーを使うよりは、本業の商売に知恵や力を使ったほうが、気分よく儲けることことができそうだとおもったので、ちょろとだけは手を出したが、やめてしまった。毎月定額の長期の投資信託だけを継続している。
毎月5万円を20年。1200万。株や投資に長けた人なら、20年あれば、1億くらいにしちゃうよという人もいるかもしれない。返戻率が110%で1320万。バカじゃないの?という人だっているだろう。
本業の仕事では、どう頑張っても給料が増えない、時間やエネルギーは余っているという仕事についていて、十分に勉強や研究に時間とエネルギーが使える人は、60才支給の個人年金よりも、そういった方面でもいいのかもしれない。楽ではないだろうが。まあ俺なら・・・だけど、それなら副業やったほうがいいんじゃない?とか思うけどな、まあ人それぞれというか得手不得手、好き嫌いはあるからな。

+1してくれると年甲斐もなく喜びます


関連キーワード

関連ページ

60才支給の個人年金と書いている俺
60才支給の個人年金が得かどうかについて書いていくにあたり、最初にお断わりしておきたい。俺はフィナンシャルプランナー(FP)の資格をもっているわけでも、年金機構の職員でも、保険会社の社員や共済組合の職員でもない。保険や年金関係の仕事といえば、とある損保会社のシステムの契約入力のサブシステムの面倒見をシステムエンジニアとしてやったことくらいだ。個人的には、保険や年金については、いろいろあった。会社を
個人年金は、小規模企業共済には及ばない
もしも、小規模企業共済に加入する資格がある人ならば、60才支給の個人年金を検討する必要はないと思う。俺は自分のことだし、けっこういろいろ調べたのだが、独立行政法人中小企業基盤整備機構の小規模企業共済以上にお得感のある個人年金は存在しない。個人年金を比較、検討するときの要素の一つに返戻率がある。簡単な例でいってしまうと要するに、20年の間毎月5万円の保険料を払うと、合計の払込み額は1200万円。それ
60才支給の個人年金の比較のポイント
60才支給の個人年金の比較のポイント60才支給の個人年金の比較をするうえで、考えておきたいことは、大きく2つだ。一つは、先の小規模企業共済でも話を出したが、返戻率だ。まあこれは見えるお金だから、60才支給の個人年金の比較をするうえで、だいたいみな考えるだろう。もう一つは、与信というか60才支給の個人年金を運用する保険会社や共済組合の信頼性だ。何分、60才支給の個人年金や生命保険とかは、長期にわたり
60才支給の個人年金を使わないほうがいい人
60才支給の個人年金を使わないほうがいい人60才支給の個人年金を使わなくてもいいだろうと思う人もいる。一言でいえば、資金や資産の運用に、エネルギーや時間を使える人だ。60才支給の個人年金の返戻率は、保険会社や共済組合によって、けっこう差があるのだが、それにししても、個人年金という金融商品の枠組みの中での、返戻率が高い低いという差だ。世の中には、60才支給の個人年金なんぞよりも、もっと返戻率がいいも
絶対やめたほうがいいこと
60才支給の個人年金を使わないほうがいい人の話で、投資の話をだしたが、しっかりと勉強と努力、一度や二度の失敗で諦めない決意があるなら、やってもいいんじゃないということを書いた。これを別の言い方をすると、楽に儲かる確実な投資なんてないってことだ。つまり、手間がかからず、安全で、高いリターンなんてものは、99%詐欺と思うべきだ。時々投資の詐欺の話がニュースに流れる。詐欺の犯人のグループなり会社なりに対
毎月コツコツと積み立てていた預金 2014/05/20 By MikiAkami
MikiAkamiさんから、コラム「60才支給の個人年金は得か」に関して、意見、感想、経験談を寄せていただきました。(2014/5/20)個人年金が得かと言うことに関しては、同意見ですね。毎月コツコツと積み立てていた預金が、銀行より少しいい利息がついて戻ってくるようなもの。ならば、個人年金ではなく、投資の方が、と思う人も少なくないと思う。しかし、そう簡単に儲けが出るものでもない。1度の成功で自分に
ハイリスクハイリターンなものは 2014/6/17 By Takomin
コラム「60才支給の個人年金は得か」に関する意見、感想、経験談を、Takominさんからいただきました。(2014/6/17)60歳支給の個人年金について、意見は本当にまちまちだと思います。しかし、私は特に才能があるわけでもないので、ハイリスクハイリターンなものは怖すぎて手が出せません。決してハイリターンにならなくてよいから、着実に戻ってくる、その堅実さが老後の資金においては必要なのではないでしょ
楽にもうかる方法はない 2014/7/4 By Sakuyu
コラム「60才支給の個人年金は得か」について、Sakuyuさんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。(2014/7/4)個人年金が得か損か。何と比べるかにもよると思いますが、私だったら先行きの分からない投資にはお金は回さないと思います。私は以前に年金に関してはかなりの時間数、勉強をし、資格を取得しました。あくまでも、自分が勉強した上で感じたことであって、専門家としての意見ではないのですが、
未来の事はわからない 2015/6/12 By Ryo Angel
コラム「60才支給の個人年金は得か」について、Ryo Angelさんから意見、感想、経験談を寄せていただきました。(2015/6/12)以前、母に言われていろいろ計算した事があります。60歳から支給されると65歳から支給した人と比べると70代前半にならないと合計受給額が上回らないという結果が出ました。母曰く、「いつ死ぬかわからないから」との理由で60歳から受給するようになりました。人によって考え方